家出少女にとっての「家」とは?

ではそんな家出少女たちにとって「家」というのはどのような意味合いを持っているのでしょうか。もちろん、大切な場所である事には今も昔も変わりありません。心の支え・・・というと少々照れ臭がる少女達が多いでしょうが、それでも、家があるからこそ好き放題出来るという面があるのも事実です。

しかしその比重がかつてのそれとは幾分軽くなってきている、それもまた事実です。特にかつては家で何か嫌な事があると学校でも引き摺ってしまう。そんな少女達も少なくありませんでしたが、今ではその逆、学校の友人関係などで何か嫌な事があると、それを家でも引き摺ってしまう。そんな人も少なくありません。

ですので、家の存在が一昔前に比べると幾分軽いものになってきているという事実は否めないかもしれませんね。だからこそ、家を軽視してしまっているという事も言えるかもしれません。家は寝るだけの場所。そんな考えの少女も少なくないでしょうし、家に帰るのは携帯電話を充電するためと、寝るため。ただそれだけという少女も少なくありません。

それを考えた時、少女たちにとっての家というのは精神面での充足を計る場所ではなく、物理的な問題、睡眠、そして充電という少々味気無い空間となってしまっているという事が言えるのかも知れません。

家というのは待っていてくれる人が居る場所。そう気付く事が出来るのは少女達にとってはまだまだ遠い未来の話です。

今現在の少女たちは、家は先に説明したような場所としか考えていない少女も少なくないのです。それが良いか悪いかは抜きに、それが今現在の少女の実態だという点は理解しておかなければならない点と言えるでしょうね。

どれだけ周りが「大事だ、大事だ」と伝えたところで、それを本当の意味で理解するためにはまだまだ時間の掛かるものです。それは、今は大人となっている人々にもよく解る話なのではないでしょうか?若者気質を現代文化に当てはめている、ただそれだけの事でもあります。


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